我が家は子供二人の4人家族で3LDKで家を建てたのですが、僕が建築時には想定していなかったリモートワークをするようなり、どうしても仕事部屋が必要になりました。
参考:【ルームツアー】30坪3LDKの平屋を晒してみた。
最初はどっか賃貸で借りることも検討しましたけど、家から出るのが面倒すぎて結局使わない気がして増築を検討したわけなのですが、いろんな理由が立ちはだかり(主には1個だけど)断念しました。
ということで、増築リフォームを諦めた理由を書いていきます〜。
断念した一番の理由は地盤
断念した一番の理由は地盤です。
これ以外のデメリットは全部受けいれて増築するつもりだったんですけど、こればっかりは重大な要因すぎて諦めました。
うちの家の土地は軟弱地盤で家の下に鋼管杭を打ってます。
鋼管杭ってこんなやつ▽

軟弱地盤の上に家を建てると、自然沈下だったり地震などの影響で地盤が緩んで家が傾きます。
それを防ぐために、新築時は結構大掛かりな工事をして家が傾かない対策をするんですね。
で、うちはこの鋼管杭を打ってるので家とジョイントする増築部分も鋼管杭を打たないと地震が起きた時にたぶんすんごい亀裂が生まれます。
増築部分に鋼管杭はさすがに費用の面を考えると打てないので、断念することになりした。
これは一条工務店の家だからとかは関係なしにどこの会社で建築してたとしても諦めてたやつです。
立ちはだかる圧倒的デメリットの数々
地盤の問題がなければ以下に紹介するデメリットは全て受け入れるつもりだったんですけど、ちなみにどんなデメリットが浮かんできたか紹介します。
①保証がなくなる。
まず最初に建築した一条工務店に相談しましたけど、大掛かりな増築リフォームに関する部署がまだない(2023年2月時点)みたいで、正式にできない言われました。笑
と、いうことでリフォームするなら自己責任でどっかのリフォーム会社にお願いしてやってもらうことになります。とうぜん壁はがしちゃうと一条の保証はなくなります\(^o^)/
まぁでももう6年くらい住んでてどうせ後4年しかないし個人的にはOKでした。
(10年点検の保証延長もたぶんしない)
②気密・断熱性が落ちる
一条の家は気密・断熱性が売りなんですけど、増築リフォームしたら気密・断熱性はほぼ確実に落ちます。
一条仕様の窓とか断熱材をリフォームで同じ仕様にするとなるとなかなかコストがかかりそう。
そうなると、やっぱり断熱性落ちます。
まぁそこも性能落ちて寒くなったり暑くなってもエアコンと床暖のゴリ押しでカバーじゃ!\(^o^)/
電気代上昇上等!笑
どうせ賃貸借りても水道・電気・ネット代が別途かかっちゃうのでそれに比べたら一部屋分くらいOkさ。と思ってたんだけど…。
③長期優良住宅の認定が取り消される可能性
一条の家は長期優良住宅の家なので税制優遇が受けられるんですけど、これが取り消されちゃう可能性がでてきます。
長期優良住宅のメリット
- 所得税における住宅ローン控除での優遇
- 投資型減税を受けられる
- 不動産取得税が減税される
- 登録免許税の税率が引き下げられる
- 固定資産税の減税期間が延長される
- 住宅ローンの金利が優遇される
- 地震保険料の割引が受けられる
- 地域型住宅グリーン化事業の補助金を受けられる場合がある
こんなときは手続きが必要です
増築やリフォームをしようとするとき(建築完了後)※計画変更にあたっては、新築の基準で認定された計画は新築の基準に、増改築の基準で認定
された計画は増改築の基準に適合させる必要があります。また、既存住宅として認定を受け
た場合には、当初認定の際に適用された基準に適合させる必要があります。<省略>
計画に従って建築やメンテナンスを行わない場合は、認定を行った所管行政庁から改善を求められることがあります。それに従わない場合は、認定が取り消されることがあります。
長期優良住宅の認定を受けられたみなさまへ – 国土交通省
※長期優良住宅の認定取得を条件とする補助金や税の優遇措置等を受けている場合、認定が取り消されると、返還を求められることがありますのでご注意ください。
まあこの辺は長期優良住宅の基準通りにリフォームすれば防げるところではあるんですけど、たぶんリフォーム時の書類申請費用とかかさんできます。
増築は断念して離れを計画中
こんな感じで増築することは諦めたので、離れを計画してみることにしました。
最初は敷地内の離れすら、家から出るの面倒くさくて使わなそうと思ってましがやむなしです。
これもまだ確定ではないですがまた報告します!
なお、2023年現在一条は増改築を伴うような大規模リフォームの部署がないので相談しても非常に腰が重いです。笑
(キッチンとかトイレの交換とかそんくらいはたぶんできます)
極力やりたがらない文言をゆってきますが内容によってはできないことはないので根気強く相談してみましょう。
では!