我が家のリビングには90㎝の海水水槽を設置しています。
昔からアクアリウムが趣味で、家を建てるタイミングで90㎝の水槽を購入しました。
設備は最低限、かつDIYなどしてなるべく初期費用を抑えておりますのでそのあたりもご紹介していきますね。
遠目から見た感じ。
リビングに対してこんな配置で置いてます。(テレビボードは今なくてPCデスクになってます)
反対側(玄関側)
ここはこだわりポイントでして、壁をくり抜いて玄関側からも水槽が見えます。
壁を開けることにより水槽をやめると「なんでここ穴空いてるの?」といちいち聞かれてしまう仕様なのです。
見た目はこんな感じ。生体はご覧の通りカクレクマノミ+掃除の貝がいるだけです。割と水替え時の塩分濃度とか温水調整がが雑だし設備もそんなにそろえてないので、丈夫な魚をちょいと入れてるだけです。高い魚は水質に敏感だし入れてもすぐお星様にしてしまうので…。
それでは設備など紹介。
オーバーフロー水槽 コトブキ工芸 レグラスF-900L
水槽は90㎝のオーバーフロー水槽を選んでまして、理由は圧倒的な濾過能力です。
オーバーフロー水槽は、メイン水槽とは別に下に濾過専用の水槽を設置します。
水量が多くなるので水の品質も維持しやすく水替え頻度も少なく済みます。極力、手入れをしたくなかったのでこちらを採用。
ちなみに大きいと水槽の掃除が大変と思われるかもですが、コケは貝が全部食べてくれるので水槽をゴシゴシ洗うようなメンテはありません。水替えのときに底にたまった糞を吸い出すくらいですね。
水槽台
水槽台はDIYでつくりました。作品名をあえてつけるとするならば「雑」です。
材料はほぼ2×4で、まわりに杉の木を等間隔でボンドで貼ってます。
開けるとこんな感じ。
濾過槽
昔使ってた60㎝水槽にアクリル版とバスコークをつかって自作しました。
名前をあえてつけるとするならば、「こっちも雑やな」です。
全然知らない人のために説明すると、小さい水槽とかでよく見かける↓これなら見たことありますでしょうか?
これの役割をしているのでが、濾過槽なのです。
上の水槽から濾過槽に水が落ちてきて、糞など物理的な汚れや魚の尿(アンモニア)などの成分をバクテリアで濾過してキレイな水にしてまた上の水槽にポンプで上げてるわけです。
下水道が来てない地域の家に設置する浄化槽と作りも似てます。
圧倒的な濾過能力とやらがなんとなく伝わりましたでしょうか?
水槽クーラー
右の空いてるスペースに最初は水槽用の300L対応のクーラーを設置してましたが今は処分して小物置き場にしてます。
理由は高機密高断熱の家だと水温が熱くなることがありませんでした…。
そこそこ高いので嬉しい誤算のような、痛い誤算のような…。
濾材
汚れた水をきれいにしてくれる濾材は4種類いれております。
サンゴ砂
定番のろ材ですね。表面積が多いのでバクテリアがたくさん付着しやすいので、phを安定させる効果があります。
スーパーチビボール
こちらも定番。表面積が多くてバクテリアがよく育ちます。アンモニア、亜硝酸アンモニウム、硫化水素、その他の重金属物質を分解することができるそうです。
定番だからとりあえずいれてるけど、これそもそも何なんだろう…。誰か詳しい人コメントで教えて。
EBPS バクテリア付リングろ過材S
こちらもバクテリア付きのリングろ過材です。
アンモニア、亜硝酸を分解して、悪臭やコケの発生を抑えてくれるそうです。
車のスポンジ
えっ急に話題かわった?と思われるかもですがそんな事ありません。スポンジもろ材に使えるですよね〜。
車のスポンジは
◯超安価で大量に手に入る
◯表面積が多くバクテリアがたくさん住み着く
◯耐久性が高い
といった特徴がありますのでうちの水槽でもたっぷり使ってます。
スポンジを細かく切って100円均などで手に入る洗濯ネットに入れてぶちこんでます〜。
水流ポンプ
水槽の中に水流を作って生体にとってより海に近い環境をつくります。
水槽の上の方に設置すると水面が揺れて、水槽の底に当たる光がキレイです。
動画のせてみたけどあんまりキレイさ伝わりづらかった…。
水流ポンプはヘルツがエリアによって分かれてますのでお住まいのエリアにあう方をどうぞ。
西日本仕様はこちら▼
東日本仕様はこちら▼
ポンプ カミハタ Rio+1400
下のろ過槽から上のメイン水槽に組み上げるポンプです。5年くらい使ってますが全く問題なく稼働してます。
照明 GrassyLeDio RX122
ぼくが購入したものは生産が終わってたので最新シリーズの紹介です。
色の系統は青・白と赤・紫っぽいのを2種類選んで使ってます。
新築時に電気配線を計画したので天井から吊り下げできるようになってます。
赤っぽいの。
青っぽいの。
以上がうちで使用している設備です。
ほんとは海水魚を飼育するならプロテインスキマーとかもあった方がいいのですがうちでは使ってません。その代わり値段の高い魚は諦めて比較的安めでかつ、水質変化に強めな魚をいれております^^;
おわりに。
以上我が家の水槽の紹介でした。
実はいうとたまに手入れめんどくなって辞めたくなった時もありましたけど壁に開いた穴の対処もそれなりにめんどいのでかろうじて続けているおいらです。
(完)